「我貓著」
中文詩作
我貓著
風聲 雨聲
躺著的 貓
茶香 書香
空著的 我
🇯🇵 日文譯詩
猫になって
風の音 雨の音
寝そべる 猫
お茶の香り 本の香り
空っぽの わたし
📖 中文導讀
這首詩像是一幅靜物畫,但畫中有聲、有香、有生命。
風聲與雨聲,是窗外的節奏;貓靜靜地躺著,有著牠的自在與滿足。
茶香與書香,構成生活的舒適風景;但詩人卻說「空著的 我」——
這種微妙的落差,是一種熟悉的孤獨。
環境是完整的,我卻仍未被填滿。
這就是「我貓著」的時刻:安靜的、不動的、曖昧地存在著。
📖 日本語導読
この詩は、静かな午後や雨の日に感じる、
「満たされた空間の中での空虚さ」を描いています。
猫は、風や雨の音に身をまかせて、ただ寝そべっている。
わたしもまた、お茶と本に囲まれているのに、
なぜか「空っぽのまま」。
ことばは少ないけれど、
その「間(ま)」に、読み手の心がそっと重なるような詩です。